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木造校舎解体セレモニー実施 2018/07/09

 

 

 

 

木造校舎解体セレモニーを実施しました。

 

 

 

平成30年7月8日(日)、本校木造校舎棟(美術室)にて、

木造校舎棟解体セレモニーを実施しました。

 

 

 

本校木造校舎棟は昭和36年に市川町から譲り受けた建物で、本校創立前は市川町立の各種学校として使用され、それ以前は尋常小学校として地域の方々に親しまれてきました。

過去には本校の敷地内にもう1棟の木造校舎と、前庭には図書館(旧講堂・柔道場)がありましたが、12年前の火災で焼失してしまい旧尋常小学校の面影を残す建物は現在の木造校舎のみとなりました。

今回の耐震改修工事で木造校舎棟を解体するにあたり、地域の方々、卒業生の皆さんをお招きし、解体セレモニーの実施が決定しました。

 

 

 

 

 

○解体セレモニーの様子

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地域の皆さま、卒業生の皆さま、

学校関係者の皆さまを中心に多くの方々がお集まりくださり、

全員で般若心経をお唱えしました。

年代は違いますが、それぞれに木造校舎を懐かしみ、

厳粛なセレモニーを行うことができました。

 

 

 

 

 

 

○卒業アルバム展示

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また、この日は昭和37年度(1回生)から

平成29年度(57回生)までの卒業アルバムの展示と、

本校の教育活動をご紹介するブースを設け、

ご来校いただいた皆様にご覧いただきました。

 

 

 

 

 

 

○記念撮影

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木造校舎の歴史の最後の1ページに、

この日お集まりいただいた皆さんと記念撮影を行いました。

 

 

 

 

 

 

○茶礼

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禅門では、大切な行事の際に集まった皆で

お茶をいただく「茶礼(されい)」という風習があります。

会の終わりに、ご来校いただいた皆さまに

お茶と播州銘菓の「かりんとう」をお配りしました。

 

 

 

 

 

 

 

○市川町長様、副町長様 来校時の様子(7月3日)

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市川町長様・副町長様が、木造校舎の解体にあたり、

7月3日(火)、見学のためご来校くださいました。

 

 

 

 

 

昭和36年、先代理事長が市川町よりお預かりしたこの木造校舎を解体するにあたり、

市川町の皆様にご報告ができたことを嬉しく思います。

 

お足元が悪い中にも関わらず、多くの皆様にお集まりいただき、

誠にありがとうございました。

 

セレモニーの開催に際し、ご協力いただいたすべての皆様に

心から御礼申し上げます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

木造校舎棟のあゆみ

明治 5年10月  川辺小学校を開く。長昌寺を仮校舎とする。(1872)

明治 9年 3月  弘明小学校と称する。(1876)

明治11年4月 西川辺字宮の前に校舎を建築移転する。(1878)

明治20年4月 弘明簡易小学校と改める。(1887)

明治25年8月 川辺尋常小学校と改める。(1892)

明治32年10月 東川辺字清水に新校舎を建築移転する。(1899)

明治33年5月 高等科を併設し、川辺尋常高等小学校と改める。(1900)

大正15年12月 講堂を新築する。(1926)

昭和11年11月 校章・校旗制定。(1936)

昭和12年1月 校歌制定(1937)

昭和16年4月 川辺国民学校と改め、尋常科を初等科と改める。(1941)

昭和22年4月 川辺小学校と改め、高等科を廃止。(1947)

昭和30年7月 川辺村立を廃止、市川町立となる。(1955)

昭和31年3月 西川辺380番地に校舎を新築移転する。(1956)

昭和34年4月 市川町立市川商業学校として発足。(1959)

昭和36年4月 学校法人市川学院市川商業高等学校に組織変更。(1961)

昭和40年4月 市川高等学校に改名 商業科・普通科を置く。(1965)

昭和46年   新館校舎建設に伴い、木造校舎棟(北校舎)を解体。(1971)

平成18年   火災により、図書室棟(旧講堂)焼失。(2006)

平成30年10月 耐震化にあたり、木造校舎棟(南校舎)を解体。(2018)