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花まつり行事 2022/05/09

 

 

 

「花まつり行事」を実施しています

 

 

令和4年5月9日(月)から13日(金)の間、「花まつり行事」を実施しています。

 

 

 

約2500年前、お釈迦様がお生まれになったのが4月8日とされ、

仏道では降誕会、一般的には花まつり・灌仏会(かんぶつえ)といい、

安置された誕生仏に甘茶を注ぐことで仏を供養し、

子供たちの健康を祈る仏教行事です。

(この地域では1月遅れの5月8日に行うのが一般的です。)

 

 

 

 

 

○本校における花まつり行事

本校においても、例年は温水プールの水泳教室に通う

地域の子供たちと一緒に実施していましたが、

温水プールの休館に伴い、今年から坐禅の授業の中で、

在校生の皆さんに灌仏(かんぶつ)を体験してもらうこととなりました。

 

 

 

 

○坐禅の授業での灌仏の様子

灌仏とは、お花で飾られたお堂(花御堂)の中に甘茶を注いだお盆(浴盆)を置き、

そこに右手で天を、左手で地を指し示したお釈迦様の誕生仏を安置し、

柄杓で甘茶を頭上から注ぎます。

これは、「お釈迦様の誕生をよろこび、天に9匹の龍が現れて甘露の雨を降り注いだ」

という故事を模して甘茶をかける風習が生まれたとされています。

 

 

 

 

 

○花御堂と誕生仏

大切なことは、釈尊誕生の仏事を行事るお互いが、

お釈迦さまと同様に人間の尊さに目覚め、

混迷する今日の社会の中でしっかりと歩む覚悟を持つことです。

仏教行事は全て、過去の行事を行いながら今日只今の自分に向けた

心理への問いに他なりませんん。

 

共に日々の精進あらんことを。