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令和5年度 第65回生 入学式・対面式 2023/04/13

 

 

 

 

令和5年度 第65回生 入学式・対面式

 

 

 

 

令和5年4月11日(火)、本校体育館にて、

令和5年度 第65回生 入学式・対面式を挙行しました。

 

 

 

 

 

 

〇入学許可

令和5年度 普通科 142名の入学を許可いたします。

 

 

 

 

 

 

〇学校長式辞

春爛漫、校舎へと続く坂道にも、

春の光が輝く今日の佳き日に、

希望に満ちあふれた新入生142名を迎えることができ、

教職員一同、とても嬉しく思っております。

新入生のみなさんの入学を心より歓迎いたします。

保護者の皆様におかれましては、ご子息・ご息女のご入学、

誠におめでとうございます。

本校を選び、入学いただいたことを、

心から感謝申しあげます。

さて、先月のワールドベースボールクラッシックでは、

日本チームが劇的な優勝を遂げ、

日本が世界に挑戦していく姿に、

日本中が勇気をもらいました。

勇気だけではなく、日本選手の紳士的な姿、

またチームワーク、そして様々な場面で見えて来る

真の人間性など、私達にとっても学ぶことが多い、

尊敬すべきサムライジャパンでした。

中でも、大谷選手は、高校生の時に、

人生設計シートという計画を作って、

将来の具体的な目標を立て、今、

そしてこれから何をすべきかを計画して、

高校生活をスタートしています。

目標達成シートは、曼荼羅チャートとも呼ばれており、

大元となる目標を真ん中に書いて、

それを達成するための具体的な項目を、

さらに細分化して書き込み実践していくことを、

大谷選手は高校生の時に始めています。

同じようなことは、みなさんもできます。

市川高校での新しいスタートを歩むにあたって、

人生設計シートを作り、そして、

目標達成シートを一つ一つ実践していきましょう。

日本代表の栗山監督は、次のように述べておられます。

「できるか、できないかは関係ない。

 やるか、やらないかなんだ。

   自分がやるって決めて、やり続ければ、

 最後には何か必ず大きな答えが出る。

 誰しも、ものすごく大きな力を持っているけれど、

 自分がダメだと思った瞬間に終わってしまう」

本校の教育方針においても、自分を高めていく素晴らしい力を、

一人一人がすでに持っていると考えています。

誰もがもともと持っている、

「本当の自分に出会う覚悟」をきめていくことが、最も大切です。

本校では、授業の最初に行われる「静慮」の時間や、

週に一度の「坐禅」の授業で自己を見つめ、

自ら進んで成長できる高校生になるための努力を積み重ねていきます。

自分の中にいる、もう一人の自分、

静かにわれを見つめる「自分」という存在が

自分を大いに成長させてくれます。

身近な生活の中でも、例えば、朝起きるとき、

「もう少し寝ていたいな」という自分と、

「いやもう時間や。起きなあかん」という

もう一人の自分がいます。

自分の中に、「頑張れ」と自分を励ます自分が必ず存在します。

そんなもう一人の自分を色んな場面で

大いに活躍させていくことが、

自分を成長させることになります。

本校が大切にしている生き方の指針として、

「わたしが変われば世界が変わる」というスローガンがあります。

ひとりの力で世界が変わるはずなどないと考えるかもしれませんが、

そうではありません。これまでの自分を、

新しい自分に変えていくことができれば、

周りの世界の見え方が違ってきます。

禅仏教では、自分で自分を変えていく素晴らしい力を、

一人一人がすでに持っていると考えています。

気づいていないだけで、きかっけさえあれば、

自分を変えられます。自分が変わることで、

世の中の見え方も、大きく変えることができます。

「わたしが変われば世界が変わる」

私たち教職員は、新入生にとってかけがえのない三年間を、

生徒一人ひとりが自分自身の手で将来を切り開いていけるよう

全力で応援していく覚悟です。

保護者の皆様におかれましても、

本校の教育方針を十分にご理解いただき、

なにとぞご支援とご協力を賜りますよう 

よろしくお願いいたします。

 

新入生の皆さんが、夢と希望と熱意をもって

市川高校での高校生活を素晴らしいものにしてくれることを祈念し、

また、保護者と教職員が一体となって

しっかりと皆さんを支えていくことをお約束し、式辞といたします。

 

 

 

 

 

 

〇新入生代表宣誓

本日はこのような厳粛で心温まる式を挙げていただき、

誠にありがとうございます。

私たちは市川高等学校の生徒として、

家族や先生方、伝統と歴史を築いてこられた先輩方に

恥じることのないように、

一つひとつの行動に責任を持ち、

感謝する気持ちを忘れず、自立した高校生活を送り、

円満な人格の完成に少しでも近づけるように

勉学や部活動に精一杯勤め、

これからの3年間を充実したものにしていくことをここに誓います。

 

 

 

 

 

 

〇在校生代表歓迎の言葉

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。

皆さんは今、大きな期待と不安でいっぱいの事と思います。

しかしその不安は、すぐになくなることでしょう。

市川高校には、親身になって指導してくださる先生や先輩方がいます。

3年間、様々なことに挑戦し、

全力で打ち込めるものを見つけてください。

自分が変われば、きっと世界は違うものに見えるはずです。

一度しかない高校時代、今までの自分を超えていけるよう、

共に頑張りましょう。

 

 

 

 

 

 

〇理事長戒辞

65回生142名の新入生の皆さん、

ご入学おめでとう。

ご来賓・ご父兄の皆様方、

共に新たな縁を結ぶこの日をお慶びいたしたいと思います。

吉例によりまして、戒辞を申し述べます。

 

校訓に曰く、

わたくしたちは、崇高な精神を養い、

健康な身体を鍛え、

互いに敬い、互いに愛し、

円満な人格を完成します。

 

崇高な精神・円満な人格とは何か。

「あなたと私 私とあなた」

「親と子 子と親」

「先生と生徒 生徒と先生」」

「世界と私 私と世界」

『あなたの私 私のあなた』

『親の子 子の親』

『先生の生徒 生徒の先生』

『世界の私 私の世界』

「と」と『の』の、たった1字の違いが、

大きな世界を示している。

生まれながらにして、人から教わらずとも、

あらゆるものとつながっている、わかる、感じられる、

ものすごい奴が、お互いの中にちゃんといる。

16・17・18歳という、

子どもから大人へ、少年から成年へと

成長していく一番大事な3カ年を、

よし!と覚悟を決めて、

『と』と『の』の違いがわかる

ちゃんと了解できる、

立派な人として育ってくれるように、

しっかり覚悟を決めて、今日がスタートです。

どうぞ、1度しかない自分の人生を、

「有難いな、もったいないな、申し訳ないな」と

ちゃんとわかる、一人前の人として成長できるように、

今日がスタートです。共に精進してまいりましょう。

戒辞といたします。

 

 

 

 

 

 

〇対面式

【在校生代表】

新入生の皆さん、市川高校へようこそ。

高校生活は、一人ひとりの意思に基づいて、

責任ある行動をとらなければなりません。

校風は、皆でつくるものです。

正しい判断力を持ち、共に力を合わせ、

よりよい学校生活を送りましょう

 

【新入生代表】

今日から始まる高校生活を、

学業や部活動に打ち込み、

有意義に過ごしていきたいと思います。

よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

在校生代表生徒新入生代表生徒壇上で固く握手を交わし、

市川高校の令和5年度がスタートしました。

 

ご臨席いただきました来賓・保護者の皆様をはじめ、

第65回生入学式・対面式の挙行に際し、

ご協力いただきましたすべての皆様に対し、

心より御礼申し上げます。