人権学習講演会「SDGs~平和は私たちがつくる」 2022/09/21
人権学習講演会「SDGs~平和は私たちがつくる」
令和4年9月8日(木)、本校体育館にて、2学年を対象に
人権学習講演会「SDGs~平和は私たちがつくる」を実施しました。
2学年では、5月からSDGs学習を開始し、
6月の「北海道修学旅行SDGsプログラム」では
農業・酪農体験や歴史文化に触れる街歩き、
留学生との交流などを通して様々な学習活動を行いました。
この学びを継続し、さらにSDGsの理解を深める為に、
兵庫県ユニセフ協会ボランティアの利根素子さんにご来校いただき、
講演会の開催が実現しました。
○講演前の静慮
静慮によって、穏やかな気持ちで講演会をはじめます。
○講演会の様子
講演会ではまず、ユニセフの行う人道支援についての紹介がありました。
特にニュースでよく目にするウクライナの問題や、
世界各国で問題となっている地雷の撤去について、
それにかかる費用や兵器の恐ろしさを教えていただきました。
2学年では地雷のレプリカを取り寄せ、
実際に見て、触れて、
事前学習を行っていたため、
生徒たちも興味深く話に聞き入っていました。
世界ではたくさんの子どもたちが飢餓や病気で亡くなっています。
その多くが毎日大変な環境の中で生活している実態を目にし、
「私たちができる少しの心掛け」で救える命があることから、
SDGsの取り組みが生まれたことを知りました。
「一見、関係ないように見えて、つながっている」
「みんなが地球でずっと暮らしていけるような世界をつくる為の目標」
それがSDGsであり、
「世界の平和をつくるのは私たち」であることに気付くきっかけとなりました。
「すべてのこどもに○○○を」
あなたなら、どんな言葉を入れますか?
という利根さんの問いかけに、
「安全な水」「安心」「人権」「平和」など、
生徒たちからたくさんの意見を聞くことができました。
質疑応答では、
利根先生がユニセフで活動をはじめられたきっかけや、
どうすればユニセフで活動できますか?など、
多くの質問が寄せられました。
今回の講演会を通して、
戦争の恐怖や貧困の中で生きている
「世界の子どもたち」の現状に触れたり、
実際に地雷を見ることでSDGsの理解を深め、
SDGsの最終目標である
〝平和〟を意識することができたかと思います。
利根素子さんをはじめ、
人権学習講演会の実施に際し
ご協力いただきました全ての皆様に、
心より感謝申し上げます。