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11月定例朝礼 2022/11/28

 

 

 

11月定例朝礼

 

 

 

11月24日(木)、校内放送にて、11月定例朝礼を実施しました。

 

 

 

○学校長あいさつ

全校生徒の皆さん、おはようございます。

昼間の日照時間が短くなる季節となりましたが、

みなさん体調はいかがでしょうか。

この冬は、コロナとインフルエンザが

同時に流行する予想もされており、

現に11月9日から神戸市内の高校では、

インフルエンザによる学級閉鎖がありました。

引き続きマスク・手洗い・換気などの

感染対策は継続して行う必要があります。

 

さてみなさん、11月8日の夕方からの皆既月食、

見ることができましたか?

普段なかなか夜空を見上げる機会はありませんが、

442年ぶりの月食で、次は300年以上後」

と報道されていましたので、

見た人も多かったのではないでしょうか。

月食とは、太陽と月が地球を間に挟んでちょうど反対側にあり、

太陽と地球と月が一直線上に並んだ状態となります。

太陽と地球と月が一直線上に並ぶと、

太陽の光でできた地球の影が月に落ちるので、

月が暗くなるわけです。

今回は月食と天王星食が同時に起きたので、

442年ぶり」という珍しいタイミングとなりました。

では、天文学がまだ知られていなかった 中世の日本では、

この月食という現象はどのように考えられていたのでしょうか。

中世の日本では、この月食が起こると、

「何か良くないことが起こる兆し」

だと考えられていたようです。

昔の人たちは月食が起こると、

よくないことを防ぐために、祈りを捧げました。

お経のようなものをひたすら唱え、

月を見ないほうがいいとさえ言われました。

今とは、全く正反対ですね。

ではなぜ、こんなに違いがあるのでしょうか。

それは、天文学の発展により、

月食のしくみが解明されたからです。

月食のしくみが知識として得られたので、

私たちは、何も恐れることなく、

月食を見ることができるようになりました。

月食について知識のない時代の人にとっては、

月が突然欠けていくという不思議で恐ろしい現象でしたが、

知識を積み重ねることで、恐ろしいことではなく、

珍しい自然の現象として理解できるようになりました。

これが学びというものです。

勉強して知識を身につけると、それまで恐怖の現象であったことが、

神秘的な天体ショーとなるのです。

ここに、学んで知識を積み重ねていく意味があります。

皆さんには、色々な自然現象や

社会事象に興味と関心をもってほしいと思っています。

たとえ、言葉で説明が出来なくても

どうしてそうなるのかを考えながら生きていくことは

とても大切なことです。

 

文化祭においても、生徒によっては多くのことを

学んだことだと思います。

文化祭の2日間を振り返ってみましょう。

開会式・閉会式でのプロジェクションマッピング、

素晴らしかったですね。

「どうやってあの映像を作っているんだろう」

「私もやってみるにはどうしたらいいんだろう」

と思った人がいたかもしれません。

また、クラスでのイベントを担当してくれた学級についても、

それぞれのクラスが独自のアイデアを出して、

楽しい催しにしてくれました。

文化部のステージ発表や、教室での展示発表も、

それぞれの部において、

これまでの練習の成果が十分に表現されており、

見応えがありました。

食堂での健康広場についても、

たくさんの生徒がアンケートに回答して、

健康に関する知識を高めてくれました。

献血についても多くの生徒が協力してくれました。

今年の校内クイズ大会は、

オープンチャットによる「全員が参加できる大会」で、

スマホを使って参加できる画期的な文化祭となりました。

クラスの代表とともに、クラスの一人ひとりが

それぞれの知識をフル活用して、

優勝を目指して頑張っている様子が印象的でした。

また、eスポーツ大会では、

予選から白熱した試合が続き、

クラスの代表としてどの生徒も真剣に戦っており、

見ていてわくわくしました。

今回、大会運営を担当してくれた

情報メディア部の部員や関係の生徒、

先生方の協力がなかったら、

こんなに本格的なeスポーツ大会を開催できませんでした。

あらためて、市川高校の素晴らしい底力を感じました。

文化祭全体を通して、実行委員の生徒会の皆さんをはじめ、

多くの生徒が「縁の下の力持ち」として

準備や協力をしてくれました。

「withコロナ」ということで、どの取り組みにおいても、

苦労を重ねたことだと思います。本当にお疲れさまでした。

見えないところでの、頑張りがあってこその文化祭です。

あらためて、感謝しましょう。

 

そして次は、期末考査へ向けて気持ちを切り替えていきましょう。

けじめをつけて、心を落ち着けて、

次の目標に向かって進むことが大事です。

 

結びになります。

これから冬の季節になりますと、夜の時間が長くなり、

昼と夜の気温差が大きくなります。

自律神経のバランスが崩れ、イライラすることが増えたり、

体調の変化が現われたりしやすい季節でもあります。

イライラを抑えるためにはどうしたらいいか、

それは呼吸を意識してコントロールすることです。

感情のコントロールを上手にできる人は、

呼吸を意識してコントロールすることができる人です。

呼吸の仕方をゆっくり、深く、

気持ちいのいい空気を取り込むことで、

嫌な気持ちが収まります。

ゆったりと気持ちよく呼吸することで、

心がリラックスできて、体が元気になります。

「静慮」や「坐禅の時間」をあらためて大切にし、

残りの2学期を充実させていきましょう。

 

 

 

 

○表彰披露

  ○卓球部
    令和4年 兵庫県新人卓球選手権大会西播予選
     男子学校対抗の部  第3位 市川高等学校
  ○柔道部
    令和4年 第71回兵庫県高等学校新人柔道大会
     男子団体 第9位 市川高等学校
       個人戦 60kgベスト8 
         66kgベスト8 
        100kgベスト8    
  ○相撲部
   令和4年 兵庫県高等学校相撲新人大会兼全国選抜大会予選
      個人戦 無差別級 第2位
  ○書道部
   令和4年 国際高校生選抜書展(書の甲子園)
      入選
        
   第46回兵庫県高等学校総合文化祭書道展
         (第68回兵庫県高等学校書道展)
      近畿総文推薦賞 
      特選     
        入選 
      
  ○校内体育大会
    女子400mリレ-1位  1年1組
    男子400mリレ-1位  2年5組
    大縄飛び 1位 3年4・5組 66回
    タイヤ取り 1位 1年3組
    背中渡り  1位 3年4組
    綱引き   1位 2年6組

 

 

 

 

 

○生徒指導部より

日常の何気ない一コマに、

先生から注意を受けることがあっても、

それは決して悪い事ではありません。

君たちの年代であれば、

気付かずに人を傷つけてしまっていたり、

楽な方に流されてしまうことはよくあると思います。

大切なことは、

注意を受け止めて前に進んでいくことです。

私たち教職員は、

次に君たちが失敗しないように、いつも見守っています。

「次は失敗しないようにしよう」

という心をもって、前に進んでいきましょう。