先輩から2学年のみなさんへ 2023/03/01
先輩から2学年のみなさんへ
令和5年2月16日(木)、本校武道館にて、2学年生徒を対象に、
進路学習『先輩から2学年のみなさんへ』
~先輩の話を聞き、自己と進路を見つめよう~と題し、
歴代生徒会役員の古庄さん、川西さん、鈴木さんを講師にお招きして学年集会を実施しました。
この会の司会進行は、本校生徒会が務めました。
〇古庄さん
私は、人との関わりを広げることが大切だと考えています。
毎日、色々な人との関わりの中で、
経験を自分の中に吸収することを大切にしています。
市川高校を卒業してから、専門学校に在籍しながら、
赤十字のボランティアや予備自衛官など、
自分で調べて積極的に挑戦してみました。
興味があることを「自分で調べてやってみる」
という経験によって、自分自身が大きく成長できたと感じています。
皆さんも興味があることができたら、
まずは自分で調べてみて、挑戦してください。
(古庄さんは令和5年度より大阪府の警察官として勤務される予定です。)
〇川西さん
私は中学校時代不登校だったので、
高校生活は思いっきり楽しむと心に決めていました。
当時仲良くなった先輩が生徒会に入っていたので、
「あいさつ運動」について行ったのが始まりでした。
生徒会長になってからは頭髪規定を変えようと活動しました。
生徒部の先生や、校長先生、
色々な人と話すのが楽しかったことをよく覚えています。
今は大学に進学して、学校案内の制作やラジオ収録、
ボランティア活動に積極的に参加し、
充実した毎日を送っています。
大学では、市川高校で身につけた「静慮」や「一礼」の習慣を、
褒められることがよくあります。
こういった、«人とは違う習慣≫を大切にすること、
人よりちょっとレベルの高い「あたりまえ」を継続すること、
そういった信念を持つことで、自分らしく生きていけます。
信念を持っていれば、
相手に対して心が通じるんだということを実感しました。
〇鈴木さん
中学時代、高校受験をするにあたって、
誰も知らない環境に足を踏み入れてみたいと思い、
市川高校を選びました。
誰も自分を知らない環境だったからこそ、
自分らしく、高校生活を楽しめたのだと感じています。
皆さんは、バタフライエフェクトという言葉を知っていますか?
些細なことでも、自分が動けば、
それがきっかけで周りが変わって来る。
自分から発信することで、友達ができて、仲良くなれる。
これにより、人生が良い方向に進むことを実感しました。
まずは、一つの行動をやってみること、
それによって、人生が前に進み出します。
大切なことは、最初の一歩を踏み出してみることです。
〇質疑応答
Q:高校時代一番頑張ったことは何ですか?
A:川西
サンテレビの生放送や、YouTubeに出演したことですかね。
テンションが上がって引き受けましたが、とても恥ずかしくて緊張しました。
今でも祖母がよく見てくれています。
緊張しましたが、自分のためになった良い思い出です。
A:鈴木
「やれるかどうかわからないけど、どこまで自分にできるかやってみよう」
という思いで、どんな事でも機会を逃さないように意識していました。
A:古庄
人前で喋るのは苦手だったので、いつも緊張していました。
私は人のサポートをすることが好きで、
人を支えるということにやりがいを感じていました。
その「人を支えたい」という思いで、警察官になることを選びました。
Q:高校生活で「これをやったらいいよ」という活動はありますか?
A:川西
生徒会や、ボランティア活動がおすすめです。
その先の仕事や、意欲に必ず繋がると思います。
基本的に何でもやってみて、枝を伸ばすことで、
自分の幹が太くなってきます。
特に就職は適当に選ばずに、やりたいことを真剣に考えること。
そのために、自分が何をやりたいのかを
いろんな経験の中から見つけておくことが大切だと思います。
〇副生徒会長あいさつ
本日は私たちの為にご講演くださり、
ありがとうございました。
壁にぶち当たったり、不安になった時は、
今日の話を思い出して頑張りたいと思います。
〇控室にて
この後、控え室にて
現役の生徒会役員に対し、激励の言葉と、
生徒会活動へのアドバイスをいただきました。
〇左から、川西さん・鈴木さん・古庄さん
それぞれの進路先でご活躍されている3人の元生徒会役員の話に、
2年生の皆さんも真剣に聞き入っていました。
今回の講話にご協力いただいた、
川西さん、鈴木さん、古庄さん、
本当に、ありがとうございました。