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令和5年度 3学期始業式 2024/01/15

 

 

 

 

令和5年度 3学期始業式

 

 

 

令和6年1月9日(火)、校内放送にて、令和5年度 3学期始業式を挙行しました。

年始よりの寒波の影響から生徒の皆さんの体調を考慮し、

始業式を放送にて執り行いました。

 

 

 

 

〇開式前の静慮

静慮によって、落ち着いた心で式に臨みます。

 

 

 

 

 

 

〇学校長式辞

令和6年、新しい年を迎えました。

新年の挨拶に代えまして、

このたび石川県能登地方の地震によって

亡くなられた多くの方々のご冥福を祈るとともに、

今も尚、被災されている方々に、

心よりお見舞いの気持ちを皆さんとともに捧げたいと思います。

1月2日の夜は、羽田空港で航空機の衝突事故もあり、

思いもかけないことが続いた、令和6年の幕開けとなりました。

 

あらためて、災害はいつどこで起こってもおかしくない

ということをもう一度、頭において災害に備えましょう。

今一度、命の大切さ、日常生活のありがたさを感じて、

新たな年をスタートすることの尊さを実感してほしいと思います。

 

さて、3学期の始業式にあたり、相田みつをさんの言葉を紹介します。

『夢はでっかく、根はふかく』

「根」は草や木の根っこのことです。

新年にあたって、改めて生徒のみなさんに尋ねたいと思います。

あなたが目指している夢や目標は何でしょうか?

例えば、「将来は自宅から通える大学に進学したい。」

「医療系の専門学校へ進学したい。」

「働いて社会に貢献できるようになりたい。」

「福祉関係の仕事に就いて人々を助けたい。」

あるいは、「苦手な教科を克服したい。」

「部活動で県大会へ出場したい。」

「思いやりのある人になりたい」など……。

目標は、人それぞれ違います。

夢や目標を抱くことは、とても大切なことです。

人生を生きていく上でもやる気をもたらしてくれます。

では、夢や目標を達成させるためには、

どんなことが大切でしょうか。

相田みつをさんは、「地面深くにしっかりと根を張ることが大切だ」と言っています。

しっかりと根っ子が張られていないのに、

幹だけが大きくなっても、

それを支えることが出来ないと、

その木はやがて倒れてしまいます。

みなさんが、夢や目標という大きな志を持って、

その志を果たしていくためには、

地面深くに基礎・土台をしっかりと

築いていくことが大切になります。

大きな地震があっても、根っこが広く張っていれば、

持ちこたえることができます。

では、この根っことは、

私たちにとってはどんなことなのでしょうか。

それは、本校の校訓の中に、根っこにあたるヒントがあります。

「崇高な精神」を養うために、

自分を見つめる時間、静慮や坐禅の時間を大切にすること、

「健康な身体」を作るために、

自分で自分の健康をコントロールしていくこと。

「円満な人格」を完成させるために、

自分も他人も大切にして

そして 感謝と奉仕の心をもって、

人のために協力して行動していく。

このような校訓を実践していくことが、

地面に根を深く張ることになります。

「夢はでっかく、根はふかく」です。

 

さて、1年の始まりは、3学期の始まりでもあります。

1・2年生にとっては、

3学期は学年最後の締めくくりの学期となり、

3年生にとっての3学期は、

高校生活最後の締めくくりの学期になります。

自分のやるべきこと、

自分ができることに一生懸命取り組み、

そして、自分の目標をしっかり持って、

この3学期も、がんばっていきましょう。

締めくくりや終わりは、

必ず次の始まりにつながっています。

これからの3学期は、1・2年生にとっては、

次の学年の始まりにつながっています。

3年生にとっては、

4月からの新しい生活の始まりにつながっています。

それぞれが元気で活力を持って、

次の始まりに向かってこの3学期を取り組んでほしいと思います。

三学期という締めくくりの学期が、

一人一人の生徒にとって、充実したものとなることを願って

始業式の式辞といたします。   

 

 

 

 

 

 

 

〇壮行会

第65回 近畿高等学校柔道新人大会に出場する、

柔道部の壮行会を行いました。

 

 

 

 

 

「学校長 激励の言葉」

柔道部のみなさん、

近畿大会の出場おめでとうございます。

柔道部は、市川高校で強化をしている部活動のひとつです。

柔道の精神を伝える言葉に、

「人に勝つより、自分に勝つ」という言葉があります。

ライバルは他人ではなく自分自身です。

自分が努力をすれば、

おのずと他人より秀でるということです。

どうぞ、しっかり準備して全力を出し切ってください。

全校生徒と教職員、家族のみんなが応援しています。

怪我無く、強い自分に成長をすることを願って、

激励の言葉と致します。

 

 

 

 

 

「生徒会長 激励の言葉」

皆さんはこの大会の為に

日々厳しい練習に取り組んできたことと思います。

その努力を信じ、良い結果が出せるよう

全力で戦ってきてください。

 

 

 

 

 

「選手代表 決意表明」

僕たち柔道部は、1年生チームでありながら、

先生や先輩方、家族のサポートのもと、

近畿大会に進出することができました。

1年生8名という少ない人数の中、

感謝の気持ちを忘れず、

1試合でも多く勝てるように頑張りますので、

応援、よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

〇生徒指導部より

新しい年が始まりました。

3年生は進路に向けての、

1・2年生は次の学年に進む、準備ができていますか。

校内ではもちろんですが、先生方が見ていないところ、

特に登下校中の道路や電車内でも、

地域の方は皆さんの振る舞いを見ておられます。

人として、誰に見られても恥ずかしくない行動を心掛けることから、

校訓にある「円満な人格」に近づけるように努力していきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に生徒会より、

能登半島地震緊急支援募金の呼びかけを行いました。