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令和6年度 1学期始業式 2024/04/08

 

 

 

 

令和6年度 1学期始業式

 

 

 

 

令和6年4月8日(月)、本校体育館にて、令和6年度 1学期始業式を挙行しました。

 

 

 

 

 

 

〇開式前の静慮

静慮によって、落ち着いた心で式に臨みます。

 

 

 

 

 

 

〇学校長式辞

校門坂や校庭の桜が、皆さんを待っていたかのように咲いています。

まぶしい春の光の中で新しい学年を迎えることができ、

大変うれしく思います。

春休み中は部活動においても、

一生懸命に取り組んでくれたことと思います。

野球部においては、春の地区大会を勝ち上がり、

県大会への出場を決めてくれました。

この先も、大いに活躍してくれることと期待しています。

 

さて、校門の掲示板に武者小路実篤の言葉を書かせていただきました。

「人見るもよし 人見ざるもよし 我は咲くなり」

言い換えると、季節が廻れば桜の花が咲くように、

誰かが見ていても、見ていなくても、かまわない。

私は花として咲くだけです。という意味になります。

大人も含めて私たちは、つい他人の評価や

世間の価値観に振り回されてしまいます。

しかしこの、「人見るもよし 人見ざるもよし 我は咲くなり」

という言葉は、一人ひとり、それぞれが、

かけがえのない命を、自分らしく、凛とした姿勢で

生きていけばいいのだ。

ということを言っています。

私たち一人ひとりが、この世にただ一人の人間として、

お互いの個性の違いを認め合い、

生活を送っていくことの大切さを教えてくれています。

 

新2年生の皆さん、2年生ではクラス替えがあり、

昨年とは違う担任や、クラスメイトになります。

新しい出会いは、自分の世界を広げ、

自分自身の成長につながります。

これまで親しかった友人と違うクラスになったり、

なかなか溶け込みにくいこともあるかもしれません。

校訓の中にもあるように、

一人一人が、互いに敬い、互いに思いやりを持って、

新しい仲間を尊重し、個性を認め合いながら

高校生活を充実させてください。

部活動や生徒会・委員会活動においても、

中心的な活躍が期待され、忙しい一年になると思います。

全力で取り組んで下さい。

 

新3年生の皆さんは、いよいよ最上級生となります。

学習、部活動だけでなく、学校や地域での挨拶、

交通マナー、自転車や電車の乗車マナーに至るまで

最上級生の自覚を持った行動をお願いします。

3年生は18歳の誕生日を迎えた生徒から、成人となります。

これまで以上の自覚を持って、

下級生をリードしていって下さい。

市川高校の伝統や校風を作り出す責任の多くは、

最上級生である3年生にあります。

卒業していった先輩は、立派な卒業式を終えました。

そのバトンをしっかり受け継いで、今まで以上に、

全力で挑戦する市川高校の伝統・校風を発展させて下さい。

そして、「自分の進路は自分で決める」ということを強く意識して、

残り1年の高校生活に全力で取り組んでほしいと思います。

一生懸命に努力したその経験は、必ず生きてきます。

ともに学びあい、高めあい、励ましあって、

切磋琢磨していきましょう。

 

明日は入学式です。

自分が入学してきた時のことを思い出し、

してもらって嬉しかったことを、後輩にしてあげて下さい。

また、電車内では席を譲るなど、

お手本となる行動を心がけてください。

このような行動ができる生徒こそ、

本校の校訓にある「円満な人格」と言えます。

令和6年度も、自分も他人も大切にできる

「円満な人格の完成」に近づけるよう成長していきましょう。

始業式の式辞といたします。

 

 

 

 

 

 

〇離任・新任教職員紹介

学校長より、昨年度離任された先生方と

今年度新たに着任された先生方についての紹介がありました。

 

 

 

 

 

 

〇新学年団発表

各学年主任より、学年団の紹介がありました。

新しい担任の先生が発表されると、

会場の生徒たちからは大きな拍手と歓声が起こりました。

 

 

 

 

 

 

〇生徒指導部より

笑いもあり、涙もあるのが学生生活です。

君たちの毎日を守れるように、

市川高校の生徒指導部は、君たちを支援し、

正しく導けるように頑張っていきます。

全ては、「全員で卒業するため」です。

 

昨年度、防寒着のルールを緩和しました。

私たちも、時代に合ったルール作りに尽力しています。

しかしそれは、君たちが「ルールを守る」ということが大前提です。

ネクタイをしない、ピアスをつけて登校する

このような生徒がいるならば、ルールを元に戻します。

そこにルールがある限り、守るよう努力してください。

 

本日より、校門指導・校内指導を徹底していきます。

校内清掃もきちんとやりましょう。

くれぐれも自分勝手にルールを変えないでください。

守るべきを守って、この1年をしっかり過ごしましょう。

全ては君たちの、「将来」の為です。

よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

〇福崎警察署より

福崎警察署より、交通課 交通総務係主任の山岡巡査部長が来校され、

以下の点についてお話がありました。

 

*自転車利用時のヘルメット着用

昨年4月より、ヘルメットの着用が努力義務となりました。

「義務」とは、「被らなければいけない」という意味です。

罰則がないからといって、着用していなければ大変なことになります。

車との接触による死亡事故の6割以上が、頭部打撲によるものなんです。

 

*事故に巻き込まれたら

車との接触事故を起こした場合、

たとえ軽傷でも、「大丈夫です」と言って立ち去らないでください。

後から怪我が発覚して病院に行ったりした場合に、

相手はひき逃げをしたことになってしまいます。

まずは落ち着いて、110番に通報してください。

 

*無免許運転について

高校生はバイクや車に興味が湧く年頃です。

しかし、無免許運転で捕まった場合、

最低2年間は免許が取得できなくなります。

また、もし相手が怪我をしたり、亡くなってしまったら、

皆さんはどう責任をとりますか?

免許とは、「その技能があること」を証明するものです。

大きな責任を伴うということを覚えておいてください。

 

*闇バイトについて

「銀行口座を作って、売るだけで40万円」

そんなおいしい話はありません。

このような闇バイトに加担して、もし捕まった場合

2度と銀行口座を作れなくなると思っておいてください。

社会的信用がなくなるからです。

簡単にお金が手に入るような、そんな甘い話ではありません。

そして、未成年の皆さんの場合は全て保護者の責任となります。

甘い誘いに惑わされないよう、気をつけましょう。

 

*大麻、違法ドラッグについて

大麻や違法ドラッグは依存性が高く、

また、体に対する負荷がとても大きいものです。

反面、近年はインターネットの普及から、

その魔の手が若い世代に及んでいます。

薬物乱用は、1回でも「ダメ!ゼッタイ!」です。

インターネット上の広告や誘いに騙されて、

人生を棒に振ることの無いように、

大麻や違法ドラッグには絶対に手を出さないでください。

 

 

色々なことに興味があるのは良いことかもしれませんが、

くれぐれもデメリットやリスク、将来の事をよく考えて

日々の行動をするように心がけてください。

 

 

高校生を取り巻く様々な環境や誘惑に関して、

近隣で起こった事象など、身近な例を紹介しながら

注意喚起をしていただきました。

生徒たちも「他人事ではない」という感覚で、

お話に真剣に耳を傾けていました。

 

 

 

 

 

 

 

校庭の桜が満開となりました。

明日は第66回生の入学式となります。